堺区・中区・北区・西区・東区・南区・美原区など、堺市内での排水詰まりの高圧洗浄作業施工例。
【依頼内容】最近になって複数のトイレが同時に詰まる症状が出る様になりました。トイレが詰まってしまっても自然に直ってしまうので、3週間ほど前から様子を見ていましたが、今回は一時的なトイレ詰まりではなく、ラバーカップで詰まりを直そうとしてもダメでした。
お客様もトイレを使用しますが、従業員も使用するトイレですので、トイレが詰まった状態が長く続いてしまうと大変困る状態です。今迄は自然に直っていましたが、そもそも詰まる原因があると思いますので、一度水道屋さんに来てもらって、トイレ詰まりの修理と原因調査をお願いしたいと思いました。
【作業内容】トイレ詰まり修理のお電話をいただいてから、約1時間後に伺うことができました。到着した時は、どのトイレも問題なく流れていましたので、詰まりが起きた時の状況を詳しくお聞きしました。
詰まりが起きたり、詰まりが起きても自然と直ったりを繰り返していること、そして、詰まりが起きた時は1箇所だけではなく、複数のトイレに同時に詰まり症状が現れるということでしたので、便器の中ではなく下流側の排水管で詰まりが起きている可能性があることが考えられました。
そのため、屋外に埋設されている排水管を調査することにしました。屋外にはトイレから少し離れた箇所に浄化槽が設けられており、店舗の建物内にあるトイレからの排水は、1本の排水管に合流した後に屋外の浄化槽に排出される仕組みになっていることが分かりました。
排水管の詰まり箇所を調査するために、屋外にある排水マスの蓋を全て開けて内部を確認したところ、浄化槽に一番近い排水マスにも汚水が溜まっている状態でした。
詰まっている排水管の場所は分かりましたので、高圧洗浄機を使用して作業を行うことにしましたが、浄化槽の入り口部分から上流に向けて排水管の内部の洗浄を開始しました。排水管内に溜まっていた汚物や汚水を高圧洗浄機で浄化槽へ掻き出して、排水管の中はきれいになりトイレの水もスムーズに流れる様になりました。
しかし、点検のために流したトイレットペーパーが、浄化槽まで流れて来ないことが分かりました。トイレ詰まりの原因として、トイレ排水管の勾配に異常があるため、今後も同じ様なトイレ詰まりが再発する可能性があることをお客様に説明しました。しかし、排水管や排水マスなどを土の中から掘り出して配管し直すのは大掛かりな工事になりますので、今回は様子見することになりました。
【排水管の勾配】通常の排水管は、上流から下流へ排水がスムーズに流れる様に勾配を付けて配管されています。しかし、何らかの原因で土中に埋設されている排水管の勾配が変わってしまうと、汚物や汚水が途中で停滞してしまいます。
停滞箇所があると、トイレから流されたものが排水管内部に溜まってしまうことになりますので、詰まりを繰り返したり、完全に詰まったりしてしまう症状が現れる様になってしまいます。
この場合は、排水管の応急処置的な詰まり解消は高圧洗浄機で行えますが、高圧洗浄を行ってもすぐに詰まりを再発してしまう場合は、土を掘り返して排水管や排水マスの配管を修理する大掛かりな工事が必要になります。
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