門真市｜排水詰まり施工事例

【依頼内容】3〜4週間くらい前からですが、トイレの水の流れ方がおかしいと感じる様になりました。流れ方が毎回おかしい訳ではなく、以前と同じ様に問題なく流れる時もありますが、時々おかしくなります。きちんと流れる時と流れない時がある訳ですが、流れない時は便器の中にいつも以上に流した水が溜まってしまい、時間が経つと溜まった水がなくなっているという状態です。

水が流れない時は、ホームセンターで買ってきたラバーカップを使いながら様子を見ていましたが、一向に直る様子はないので、一度水道屋さんに来てもらって見てもらうことにしました。家は30年くらい前に建てたのですが、トイレは3年前にリフォームしています。トイレ詰まりなど、台所なども含めて排水が詰まったことは、これまで一度もありません。

【作業内容】正常の流れる時と流れない時があるということでしたが、トイレに案内していただき試した時には正常に流れる状態でした。便器の中に異物が残っている可能性や、トイレから離れた場所で詰まりが起きていることが考えられましたが、今回は先に屋外に出て排水マスの状況点検から開始しました。

建物敷地内に浄化槽が設けてあり、トイレから流した排水は浄化槽に向かっており、浄化槽に近い所にある排水マスの中にも汚水が溜まっている状態でした。浄化槽の内部も点検しましたが、上流の排水管に溜まっている汚排水管の内部に溜まっている排水が、少しずつしか浄化槽へ流れ出ていない状態でしたので、浄化槽付近でも詰まりが起きている様子でした。

お客様にトイレ排水の詰まり状況を確認していただきましたが、トイレと浄化槽の間の排水管内部で詰まりが起きているという事が判明したこと、手の届かない土の中に埋まっている排水管内部は手作業では詰まり除去ができないことを説明しました。

そして、浄化槽付近で詰まっていることもあり、大量の汚物が排水管内に堆積していることも考えられ、高圧洗浄機を使って詰まり修理をするのが一番良い方法であることを了承していただきました。

浄化槽内部から上流に向かって排水管内部の高圧洗浄を開始しましたが、詰まっている箇所と思われる部分はすぐに詰まりが除去できて、汚水と汚物が一気に流れてきました。高圧洗浄作業は、トイレ近くの排水管内部まで行いましたが、詰まっている箇所は2箇所以上あった様子でした。

およそ一時間のトイレ排水管内部の高圧洗浄によって、トイレ詰まりは解消できましたが、排水管内部もピカピカの状態に復元できましたので、今後はトイレ詰まりの心配などせずに安心してトイレを使用できる様になりました。

【排水マスの点検】一戸建ての住宅にお住まいであれば、建屋の周囲に小さなマンホールの様なものが設けてあります。古いものはコンクリート製で、四角い蓋が付いているタイプのものもあります。排水マスとも呼ばれますが、土中に埋まっている排水管で詰まりが起きている場合は、数か所設置されている排水マスの中の状態を点検することで、排水管のどの辺で詰まりが起きているかを調べることができます。